1.原稿の形式

原稿の様式は、A4版縦置き横印字、横40文字、縦30行を原則としています。

2.執筆枚数

指定なし

3.章構成:章、節、項

論文はいくつかの章からなり、章はいくからの節からなります。節の下の単位は項ですが、項は設けても設けなくてもよいです。これら全体の構成がわかるように、必ず本文の前には目次をつけてください。目次は章・節・項とそのページ数を記載します。

 

論文中での表記の仕方は以下のような章.節.項という形式でピリオドで単位を区切って表記してください。

4.ディストレスの社会的パターン

(章)

4.1 方法

(節)

4.1.1 被説明変数

(項)

4.注

本文では説明しないものの、断り書きや詳しい情報、補足情報を提供したい場合にはその文言の箇所に脚注をつけます。脚注は当該ページ内、章末、巻末に一括するおよそ3つの方法がありますが、特に方法は限定しません。脚注の記号などは使用するワープロソフトのデフォルトのものでかまいません。

分析の結果、ここででは有意な関連は示されなかった~{(1)}

 

(1):これらの項目に対して主成分分析を行い、その第一主成分得点を用いて同様な分析を行ったが、結果は同様であった。

5.引用

本文中の引用の際(文章をそのまま転載する場合)は、引用文に出典を明記してください。表記法は以下の略記を原則とします。

……(西尾1990:45-48)。

……(Derthick 1991: 91)……

文章を転載するのではなく、特定の先行研究に言及する場合にはどの先行研究か明確化するために、著者名(出版年)の形式で表示し、引用文献にその文献を記載します。同姓のものが複数いる場合には姓名までを表記し、同一年の著作が複数ある場合にはa,b,…のように出版年のあとにアルファベット表記をつけます。

……西尾(1990)によると、セルズニックの自律的法が応答的法に対する……。

杉岡(1994a)では……。

……McCurdy(1993)によると、組織の興亡はドメインの拡大に……。

6.引用文献

原則として、注のほかに、論文の最終部分において、アルファベット順かつ出版年順に引用文献を掲げてください。文献の記載方法は以下のとおり。

書籍の場合

 著者名(出版年)『署名』出版社名.

雑誌の場合

 著者名(出版年)「論文名」『雑誌名』巻号名,開始ページ−終了ページ.

編書論文(1冊の本に複数の論文や著者の著作が含まれているような場合の論文)

 著者名(出版年)「論文名」編者名編著『編書名』出版社名,開始ページ−終了ページ.

 

和書の場合は、書名・誌名に『 』、論文名に「 」をつける。

同一著者が同年に出版した文献が複数ある場合、出版年にabcd…をつける。

 

英語の単行本、雑誌名はイタリック体(斜字体)で示す。

Ashford,Douglas E (1986) The Emergence of the Welfare State, Basil Blackwell.

 

Heidenheimer, A. (1981) "Education and Social Entitlements in Europe and America". P. Flora and A.Heidenheimer eds. The Development of Welafare State. Transaction Books, 269-304.

 

星野信也(1988)「米英のプライベタイゼーションーー福祉国家の中流階層化」『季刊社会保障研究』24, 272-284.

 

石島健太郎(2021a)『考える手足ーーALS患者と介助者の社会学』晃洋書房.

 

石島健太郎(2021b)「障害学は障害の治療をいかに扱いうるかーー治療の得失分析を精緻化する」『解放社会学研究』34,188-209.

 

Majone,G. (1991) "Cross-National Sources of Regulatory Policymaking in Europe and the United States". Journal of Public Policy, 11, 121-145.

 

室田信一・石神圭子・竹端寛編著(2023)『コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践ーー領域横断的に読み解く』有斐閣.

 

Spicker, Paul (2000) The Welfare State: a general theory(=2004,阿部実ほか訳『福祉国家の一般理論ーー福祉哲学論考』勁草書房.)

7.図表

図表は本文の中に差し込み、通し番号と表題をつけます。付録として参考資料を添付する場合は論文の最後に参考資料としてこれを添付してください。

 

図と表の通し番号は、別々とし、どちらも章番号.(ピリオド)図表番号の形で定義します。たとえば4章の図は図4.1、4.2、4.3…、表の場合も表4.1…という形式にします。図の表題は図の下に、表の表題は表の上に示します。なお、出典等がある場合には必ず図表の下に明記してください。また、統計図表は必ず所定のフォーマットに従ってください。特に、独立変数、従属変数、グラフの凡例などは必ず明確に記載してください。