東京都立大学または首都大学東京にて社会福祉学分野の大学院課程を修了され、研究者として活躍中の皆さんに、大学院時代の思い出を振り返っていただきました。

 

それぞれ、お名前のところをクリックしてください。

 

※出身者の声は随時募集しています。おなつかしくなった方、いつでもご連絡ください!謹んで掲載させていただきます。

髙山惠理子さん(現在:上智大学 総合人間科学部 准教授)

医療ソーシャルワーカーとして10年の実践の後、東京都立大学時代の社会福祉学専攻前期課程・後期課程に学びました。

公立大学ならではの学生数の少なさと先生方の厳しくも暖かいご指導、そして、学生同士は言うに及ばず、教員とも率直な意見を交わすことができる風通しのよい雰囲気。実践しか頭になかった者が研究の姿勢と方法を学ぶということは、大変な困難が伴うものでしたが、この大学院であったからこそ、多くを得ることができたと実感しています。

そして、社会福祉専攻で過ごした5年間は私にとってかけがえのない財産となっています。

南山浩二さん(現在:成城大学 教授)

(1997年3月博士課程満期単位修得退学)

院生の自主性を尊重する気風、時間を惜しまず親身になって相談にのって下さった先生方。
様々なキャリアをもつ院生との交流を通じて得られた数え切れないほどの気づき。
他大学から大学院に入学した私も、不安を抱くことなく勉学にむかうことができました。
私にとって都立大大学院で過ごした日々は、大切な財産です。

永井暁子さん(現在:日本女子大学 人間社会学部 准教授)

(92年度修士課程修了、02年度博士課程単位取得退学)

私が大学院に入った当時、講座制の弊害が残る大学が少なからずあった中で、東京都立大学の社会福祉学専攻は非常に自由な空気が流れていました。

少人数教育により教員と学生の間に研究の時間を十分に共有することができたことに感謝しています。

学部卒業生や大学院修了者を含めて就職後も会う機会を持つなど、教員や学生間に強いつながりがあります。

東京都立大学で得たものを、現在の職場で学生の方々に伝えていきたいと思っています。

平野寛弥さん(現在:目白大学 人間学部 専任講師)

(2006年博士課程修了)

都立大学(現首都大)大学院は研究者としての私の「原点」です.
各分野の一線で活躍されている先生方をはじめ,自由な学風,質の高い少人数教育,院生同士の活発な議論,静かな研究環境など,どれも他の大学院では得がたいものばかりでした.
また,活発な議論を通じて培われた院生同士の交友関係は研究者となった今でも私の貴重な財産になっています.

ぜひ皆さんにも首都大学大学院の素晴らしさを味わってほしいと思います.