首都大学東京と地域で創る多世代交流プロジェクト 「みなみおおさまカフェ」

学部4年生 竹田 七美

 

みなみおおさまカフェは、2016年11月にスタートしました。学生と教員、地域住民、NPO、福祉機関、行政などが協力して、首都大の構内に地域の方々と一緒に多世代交流の場として開催しています。第2火曜日10時~12時の2時間、主に国際交流会館1階で開催し、毎回数十名参加してくださいます。参加者の多くが高齢者です。参加者は「若い人と話せて元気をもらった」と仰いますが、私の方こそ人生の歩み方や物事の考え方について学ぶことが多く、「未来に向けて頑張れ」と励まされることが多いと感じています。カフェのスタッフをして1年が経ちますが、最近私のことを覚えていてくださる参加者が増えて、毎回「お久しぶりです」と挨拶できることが嬉しいです。月に一回だけお話しをする関係性ですが、その「つながり」が嬉しく、大事にしたいと思っています。実は、運営方法などで課題が何度も生じていますが、「つながり」を守りたいと思うスタッフが多く、試行錯誤しながらカフェを運営しています。
前回のカフェでは、スタッフも参加者も全員が参加するイベントをしたいという願いを「ボッチャ」という競技を皆で行うことで実現できました。多くの方に愛されているカフェのためにこれからも精進して参ります。