各教員の活動紹介と、オフィスアワーをご紹介します。
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専門領域
社会政策、社会保障論
研究テーマ
貧困・社会的包摂の測定、子どもの貧困
学会活動
社会政策学会、社会福祉学会等
主著
<単著>
阿部彩(2014)『子どもの貧困II-解決策を考えるー』岩波新書
阿部彩(2011)『弱者の居場所がない社会』講談社新書
阿部彩(2008)『子どもの貧困-日本の不公平を考える』岩波新書
<共著>
Abe, K., Aya (2014) “Is there a future for Universal Programs in
Japan: A Case of Child Benefit” Toru Yamamori and Yannick Vanderborght eds., Basic Income in Japan: Prospects for A Radical Idea in A Transforming Welfare State, New York: Palgrave Macmillan., pp.49-67.
阿部彩(2015)「子どもの自己肯定感の規定要因」埋橋孝文・矢野裕俊編著『子どもの貧困/不利/困難を考えるⅠ-理論的アプローチと各国の取組み』ミネルヴァ書房, pp.69-103.
他多数
職歴<常勤>
1999年~2010年 国立社会保障・人口問題研究所 国際関係部第二室長
2010年~2015年3月 同、社会保障応用分析研究部長
2015年4月~ 現職
学生へのメッセージ
「貧困をなくしたい」。篤い思いをもった学生さんを歓迎します。
専門領域
社会福祉学・福祉国家論
研究テーマ
福祉イデオロギー研究、福祉国家の規範理論
学会活動
日本社会福祉学会(第5期機関誌編集委員長、第6期事務局長)
主著
『福祉国家』(単著、法律文化社)
『問いからはじめる社会福祉学』(共著、有斐閣)書
その他
大田区福祉オンブズマン(2012年~2018年)
NHKラジオ講座「社会福祉セミナー」講師(2015年~)
学生へのメッセージ
みなさんの学修と研究を応援します。私もみなさんから学びたいです。
専門領域
政治学・福祉国家論・社会政策
研究テーマ
社会政策と社会・経済理論、社会福祉と政治、ジェンダーと政策
学会活動
社会政策学会、日本政治学会、日本比較政治学会、日本選挙学会
主著
『現代政治と女性政策』、『福祉国家再編の政治』、『模索する政治代表制民主主義と福祉国家のゆくえ』
専門領域
社会保障法、障がい者福祉法
研究テーマ
社会保障における人権保障、障がい者福祉法制史、障がい者福祉の法理念、障がいのある人に対する差別禁止
学会活動
日本社会保障法学会会員、同学会理事、日本労働法学会会員
主著
「福祉サービスの紛争解決」日本社会保障法学会編『講座社会保障法第3巻福祉サービス法』(法律文化社、2001)
「アメリカの障害者政策」障害政策研究会編『障害者政策の国際比較』(明石書店、2002)、
「障害者福祉関係法における自立」菊池馨実編著『自立支援と社会保障』(日本加除出版、2008)
「障がいのある子どもの育児と家族支援」日本社会保障法学会『社会保障法』23号(法律文化社、2008)
略歴
1993年3月 早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学
1993年4月 東京都立大学人文学部社会福祉学科助手
1996年4月 東京都立大学人文学部社会福祉学科助教授
2009年4月 首都大学東京都市教養学部人文社会系社会福祉学分野教授(現職)
これまでの社会的活動
国家試験(国家採用Ⅰ種試験)専門委員、国家試験(社会福祉士)試験委員、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構研究評価委員、町田市障がい者施策推進協議会委員、社会保障裁判における研究者証人、市民大学・社会福祉利用者や家族の勉強会・社会福祉職員養成機関における講師など
専門領域
高齢者福祉論・ソーシャルワーク論・国際社会福祉論
研究テーマ
高齢者ソーシャルワークとケアマネジメント
ソーシャルワーク実践の効果評価
高齢者の社会的排除とエンパワーメント
高齢者福祉の国際比較
学会活動
日本学術会議会員、日本社会福祉学会副会長、日本老年社会科学会理事、日本ソーシャルワーク学会理事(編集委員長)
主著
『高齢者を介護する家族―エンパワーメント・アプローチの展開にむけて―』(単著、川島書店)
『ソーシャルワークの基盤と専門職』『ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ』『ソーシャルワークの理論と方法Ⅱ』(編著、ミネルヴァ書房)
『高齢者福祉の世界』(編著、有斐閣)
『高齢者福祉論』(編著、中央法規出版)
その他
第9回川井記念賞受賞(厚生統計協会)
受賞論文「介護保険施設における施設ソーシャルワークの構造と要因―介護老人福祉施設と介護老人保健施設の相談員業務の比較分析を通して―」.『厚生の指標』 第53巻第15号.pp.21-30. 2006年
日本ソーシャルワーク教育学校連盟副会長、国際ソーシャルワーク教育学校連盟日本代表理事、東京都社会福祉審議会委員など
学生へのメッセージ
メールでの質問、疑問、討論など積極的に受け付けます。
専門領域
ソーシャルワーク技法,精神保健学、児童・思春期ケースワーク、家族支援
研究テーマ
ソーシャルワーク論・家族支援・精神保健福祉
学会活動
日本社会福祉学会、日本ブリーフサイコセラピー学会、日本家族研究・家族療法学会、日本学校ソーシャルワーク学会、日本教育心理学会、日本精神衛生学会、日本心身医学会、日本臨床動作学会
共著
『家族で支える摂食障害』(分担執筆、保健同人社)、『被虐待児童の支援論を学ぶ人のために』(分担執筆、世界思想社)、『これからの子ども家庭ソーシャルワーカー』(分担執筆、ミネルヴァ書房)
その他
<最近の関心>
・様々な領域の共通基盤としてのソーシャルワーク面接技法
・ソーシャルワークにおける解決志向アプローチ/ナラティブ・アプローチの実践展開
・解決志向アプローチを応用したソーシャルワーク・スーパービジョンのあり方
・多問題家族の子ども支援のあり方
<モットー>
・実践現場に役立つ研究/実践現場から学ぶ研究を
学生へのメッセージ
人が人を支援する、というのはどういうことなのか。
相手を尊重しながら支援する、というのはどういうことなのか。
一緒に真面目に考えていきましょう。
専門領域
地域福祉論、マクロ・ソーシャルワーク論
研究テーマ
地域福祉の方法、コミュニティ・オーガナイジング、アクション・リサーチの方法
学会活動
日本地域福祉学会、日本社会福祉学会、福祉社会学会、社会政策学会、Association for Community Organization and Social Administration
主著
『コミュニティ・オーガナイジングの理論と方法』(共編著、有斐閣)
『問いからはじめる社会福祉学』(共編著、有斐閣)
『参加と連帯のセーフティネット』(分担執筆、ミネルヴァ書房)
その他
<最近の関心>
・コミュニティ・オーガナイジングの実践理論
・脱工業化社会における専門性のあり方
・プラグマティズムと地域福祉の実践
学生へのメッセージ
社会福祉の研究対象は非常に複雑な状況やその状況におかれた人々です。
「複雑な現実」の一部を削ぎ落したり、単純化したりすることなく、「複雑な現実」としてとらえるということ、そして必要な変革をうみだすことに、現場の人たちとともに粘り強く取り組んでいきたいと思っています。
専門領域
障害学、福祉社会学
研究テーマ
神経筋疾患の在宅生活をフィールドとした障害理論研究、戦後福祉国家成立期の計量歴史社会学
学会活動
日本社会学会、障害学会、日本社会福祉学会、関東社会学会
主著
単著:『考える手足』
共著:『障害社会学という視座』『よくわかる福祉社会学』『総中流の始まり』『戦後日本社会の誕生』
共訳:『21世紀を生きるための社会学の教科書』『われら勝ち得し世界』
その他
特定非営利活動法人 境を越えて 理事
学生へのメッセージ
福祉、そして障害について学ぶことは、能力を基軸に編成されたこの社会のあり方を問い直すことでもあります。
それは、競争に勝ってきた人をこそ不安にさせ、あるいは解放するかもしれません。
専門領域
児童家族福祉、国際比較研究
研究テーマ
児童虐待対応制度の制度評価、子どもの権利論、ジェンダーと新生児殺
学会活動
日本社会福祉学会、福祉社会学会、国際ジェンダー学会、犯罪社会学会
主著
『家族変動と子どもの社会学――子どもの/をめぐるリアリティ』(分担執筆、新曜社)
『家族のための総合政策Ⅳ――家族内の虐待・暴力と貧困』(分担執筆、信山社)
『社会保障レボリューション――いのちの砦・社会保障裁判』(分担執筆、高菅出版)
『質的比較分析(QCA)と関連手法入門』(共訳、晃洋書房)
学生へのメッセージ
学びは自分のなかの「なんとなく」漂う価値観を言語化し、相対化し、思考を深めてくれます。長い人類の歴史のなかで育まれてきた概念や価値に触れながら、議論をしてみませんか。
オフィスアワーとは、毎週1-2回(●曜日△限)、学生のためにスタッフがさく時間です。事前に先生にメモやメールで連絡をとる方が、先生との話し合い・相談が確実になります。オフィスアワー以外の時間にアポをとる場合は、事前に連絡を入れるようにしましょう。
※これは連絡体制の基本になりますが、この他の連絡方法を排するものではありません。
- 2024年度スタッフオフィスアワー (125KB)