本教室では、社会福祉のフィールドにおける援助技術への関心だけでなく、社会福祉が対象とする諸問題を、より構造的・社会的文脈の中で捉えることを特色としています。また、知識をフィールドで試す機会である実習教育も重視しています。
- 海外の社会福祉の動きや国内の政策立法の動向をふまえた社会福祉の基本原理と制度や歴史の学習
- 社会福祉が解決すべき社会問題を発生させる生活構造・社会構造の理解
- 社会福祉援助実践の方法の検討と学習
- 社会福祉援助を利用する個人の発達過程と家族・地域などの環境的要素の理解
- 社会福祉実習および社会福祉調査論による援助の過程および政策立案過程で必要となる技術の習得
指定の科目を履修すれば、以下の資格が得られます。
よく考えて授業を組みましょう。
【国家資格】社会福祉士受験資格、福祉科(高校)教員免許状1)
【任用資格】社会福祉主事、児童指導員2)
【認定資格】社会調査士、(初級)産業カウンセラー受験資格3)
1) 社会福祉士受験資格及び教員免許状には福祉実習が必要です。
2) 本教室を卒業したもの(社会福祉学学士号取得)であれば、この名称の職務についている間だけ用いることができます。
3) 認定機構に対し、一定の手続をとる必要があります